〜分光測色機〜

1.i1pro仕様

私が保持している分光測色機であるi1proの仕様を掲載しま〜す。

観測光源は、照明タイプAですが、測定データとしては、D50 2度視野 の狭角タイプになっています。
ここで、照明タイプAというのが、色彩工学で言われる 標準光源Aだと思うのですが、この色温度は 約2856Kです。

スペクトル分析ホログラフィック回折格子
分光波長域380〜730 nm
光学帯域幅10 nm
測定間隔3.5nm(100帯域)
波長間隔10 nm
アナログデジタルコンバータ16 bit
インターフェイスUSB
寸法151(D)×66(W)×67(H)mm
重量185g

放射分光光源からの放射光を分光測定
測定アパーチャー4.5 mm
測定範囲0...300 cd/m2
再現性x、y:通常±0.002(CRT 5000°K 白パッチ80 cd/m2)
測定時間(発光モード) 1秒
測定幾何学45°/0°リングレンズ(DIN 5033)
測定口径光源部直径:3mm、受光部直径:4.5mm
光源ガス充填式タングステンランプ(照明タイプA)
物理フィルタニュートラル、白熱ランプ、照明タイプA(フィルタ無し)

装置間整合平均:0.4ΔE*94、最大:1.0ΔE*94(GretagMacbeth社に
よる23 ℃の環境下でBCRAタイルの平均値12色測定時(D50、2°)の偏差)

再現性0.1ΔE*94(D50、2°)白色上で3秒ごとに10回測定した平均値
スポットモード:測定時間(反射モード)通常0.25秒
スキャンモード:読取回数100色/秒以上
推奨パッチ寸法スキャン方向10mm
平均測定時間通常6パッチ/秒

2i1Share

測色にあたっては、i1Shareという上記のようなツールを利用しています。

これは、試しに、vivid toneの配色カードのv13を 直接i1で基準カラーとして読み取り、また、評価対象データを測定データとして、実際に印刷した用紙の該当パッチを読み込んだ物です。
Lab値で 基準カラー(52.7,-54.7,12.7) 測定カラー(51.5,-54.8,13.7) dE 1.6 となっています。

真ん中の大きな円で 左半分が 基準カラー  右半分が 測定カラーとなってます。
また、分光分布も表示されていますが、この場合、ほとんど、500nm辺りの光で 構成されているのが わかると思います。


Fin