CaptureOnePro で element KB その2

PHOTOGRAPH[写真]

バンク切り替え

緑枠内のトグル12個は、これらを1枚としてバンクと呼びます。

バンクは複数個設定できるようです。
詳しくは調べていませんが、99バンクまで定義できるようです。

という事は、トグルとして定義できる数は、12個/バンク×99バンク=1188個となります。

またバンクを沢山定義した場合、当然のことながらバンク切り替え機能が必要なってきますよね。

その機能が、Aボタン/Bボタンとになります。

例えば Aボタンはバンクを1枚戻る、Bボタンはバンクを1枚進めるという形で定義したりもできます。
ここも色々と動きを定義し直す事ができて、例えばAボタンは、直接10枚目に飛ぶという形に定義もできます。

トグル表示

トグルを触ると、その内容が表示されますが、その表示のされ方にも、バー表示や数値表値など数種類選択できます。
ここではKelvinを数値表示にしてみました。

総評

私は元ソフトウェア開発者、それも得意な分野はユーザインタフェースの設計を担当していましたが、この製品は非常によく考えられており、ああやりい、ここやりたいという事が、可能な限り再定義可能になっています。

こういう外部インタフェースがあると、作業そのもののワークフロー自体に変化をもたらします。

というのも、例えばC1で色温度を変更する場合、
マウスで色温度のスライダーを少し動かす→画像を見る
という事を何度かやってみる必要があります。

要は視点がスライダー部分と画像部分とに行ったり来たりするという事になります。
これはマウスというポインタ操作が正確にスライダー部分の上にないと反応しない為です。

補佐的には、キーボードでもある設定した単位 例えば50kずつ移動させる事は、キーボードでも可能です。しかしこれでは、本当の適正値が70k である場合、それを設定しずらくなります。

ワークフローの変化としては、つまみは1度触ってしまえば、つまみを連続的に自由に変更しながら、視点は画像の変化のみを注視していれば良い事になります。

つまり、全ての操作が、スライダーという数値の把握でなく、画像主体で変更する事が可能となる事です。

ある意味画像変更の質的な変化をもたらすとも言えます。

PLIE ゴールド賞 受賞製品です(^_^)

値段は B&H で購入 約7.5万(消費税、運賃別)でした。

毎回の仕事で RAW現像 数千枚をいつも実施している私としては、安い買い物だったように思います。