ピルエット

BALEET[バレエ]

バレエ教室 KidsDanceM 所属 佐藤優美さん

本番撮影ではちょっとスリリングな撮り方なので、アシスタントさんに言ってこういう写真を撮ってもらいました。
ほぼイメージ通りにできたと思います。

回転途中をスローシャッターで撮って、身体はブレるけど、首がきちんと付いているなら、首は止まって撮れるだろうという、撮影設計です。

バレエコンクールでは、ピルエット回れるのは普通ですが、よーく見て見ると、99%の人達は、ピルエット回っている途中のお顔からは、表情が消えています。
写真の彼女は回転系の時でも、いつも笑顔で回っているのです。

できない物

私などピルエットは、回れたり・回れなかったり…
先生の言わんとしている事は、充分にわかっています。
ある周り方にトライして 自分的にはこれを伸ばして行きさえすれば…と思って、日々やって行くと、途中からその回り方ではダメになって行き、また他の回り方を模索してしまうという事が多いです。

最近ピルエットが崩れていて、う~ん う~ん とうなっていて、そして自宅に帰って ちょっと閃くものがあって、そのやり方でやってみると、な~んだ簡単に回れるじゃない。と思った という事が よくあるんですよ。

ピルエットって あっちこっちを色々と調整して回るものでなく、身体のアライメントが集まる所 集められる所があって、そういうタイミングの取り方、身体の使い方があると思うのです。
要は回転という動きの中でのバランスの取り方。
これだけは、人様々なんだと思います。
特に大人達にとっては。
更に言えば、教師達は、特に大人達に教える教師達は、この事を視点が言っていない場合が多いのではないかと思えます。

結果としての形 と 人それぞれのタイミングの取り方は なかなかに難しいもの。