ハスラーレビュー

購入動機

母存命中は、母より長生きする事が人生での最優先事項でしたので、母が車を買ってやると言われても、車は拒否していました。
母が2016年暮れに亡くなって、上記優先事項が達成できたので、車を購入しました。

やはり、私のように望遠系レンズや、ストロボが必要となると最大、仕事でのカメラ機材は70kgになるので、車はほぼ必須状態でした。

購入車種

購入車種に関しては、FITハイブリッドが出た時くらいから、時々車屋さんを見学していました。
基本的な必須事項は
・機材を全て登載できる事
・経費が安い事
でしたので、自然と、軽自動車でかつ荷室空間の広いものとなりました。

デザイン的に含めて対象として見たものは、
・HONDA  N-BOX /     窓から頭を出して、後方の車輪が見えないので ダメ
・WAGON R   ダサすぎ~

また東京では1~2年に1度ドカ雪が降るので、4WD基本で、4WDだと車重が重くなるので、ターボ仕様と狙っていました。

これを考えて、結局は ハスラー Jスタイル2 4WD ターボ が唯一の選択肢となりました。
車のデザイン要素は全く気にしていませんでしたが、最後に、色を決めるにあたって、自分の感覚では、赤白ツートンしか選択できるものが無かったです。
その他の色は、自分的には、全く興味引かれず。

購入仕様

Jスタイル2は、元々フルオプション状態だったので細かい物は検討しませんでした。

ナビは、ディーラーでさえ純正ナビはダメと言っていた事もあり、パナソニックの8インチナビをセレクト。
その他は、デザイン的に、屋根にルーフを付けてもらいました。
後は、フロアマットは無料で装着してもらい、結局、購入価格は、210万円!
軽自動車としては恐らくmax価格だと思います。

特に自分からは相談はしませんでしたが、支払い時に全く支払い方法について聞かれませんでした。???

契約を済ませた後、1万円手付け金を支払っていたので、「それじゃ209万円」をいついつ振り込みますね。と自分から言いました。
なんか おかしい感じはしますが…

その他の機器

元々ハスラーは、後部座席が結構はねるという噂がありました。
また最終的に購入前に、ディーラーさんの運転で、私が助手席に乗って試乗しました。
その時の感想としては、左右に少し揺れを感じる。
ナビの音声をONにしてもらった場合、ナビの音がくぐもった音に気になった。

結局それらを総合して以下の物をセレクト。
ディーラーオプションで パナソニツクの8インチナビ
オートバックスでで モンローサムライのリァのショックアブソーバーへの変更

更に 最終的には、
フロント及びリアに、ドライブレコーダーの設置。

走行感覚

初めてハスラーを運転した時、それまでビッツで教習していた感覚と、雲電の差。
とても運転し易い。
真っ直ぐが真っ直ぐに走る。

一般道路での道路のキープ力が簡単に高い。

運転技術向上

大学生の時に免許を採って以来35年のペーパードラドライバーです。
よって、全く運転経験もないのと同様です。

よって、ペーパードライバー教習を、新車購入前に3回、新車で1回実施しました。

やはり一人での初めての運転は恐かったです。
新車納品時午後から最後の教習を行ったのですが、途中で渋滞につかまつた事もあり、教習時間内に教習が終わらない予定となりました。
その為教師は、次ぎの教習に行く為に、途中で私が一人で運転して、帰宅する事になりました。
内心 ヒッ!
とりあえず帰ってこれました。
自分的なその後の運転技術の為の自己教習の計画を以下のように設定しました。

2月 住まい近所をひたすら時間のある限り乗る
3月 東京都内走行
4月 高速走行
5月 夜間走行

3月から4月にかけては、本当によく乗りました。何かにつけて車に乗っていました。

4月に高速を乗り出すと、一気に航続距離は伸びて色々な所に行けるようになり、ドライブそのものが結構好きになってきました。
また高速に乗ると、その先は山道のウネウネロードがありますので、これはかなり勉強になりました。

乗車感想

街乗り全く問題なし。
信号待ち1番前だと、特に加速しようとは思ってなくても、発進はどの車より早いくらい。
山道ウネウネロード、峠の急カーブを安全速度で航行するのであれば、4WDターボが効いてるのか、一人乗りだと全く問題なし。
というか、峠はその地元の軽自動車がやたら速い。
峠を走っていると、デカイ2Lクラスの車が走れるのか気になってしまう。

問題は高速。
直進安定性はある方だと思います。
高速でもハンドルから両手を離ししても直進します。
普通に軽く手を添えていれば、特に微妙な直進に対しての修正はあまり感じません。
加速等については、車体重量800kg台でもあり、4WDターボであれば、一人乗りの時は、問題になるような事は全くなし。
100km/h巡航でも追い越し車線に乗れます。
色々な解釈は成り立ちますが、軽自動車と普通車の高速での事故数は、倍以上に普通車の方が多いという事を皆さん知っているのでしょうか。
但し、微振動が普通車と比較すると大きいと思うので、長距離高速ドライブでは、普通車よりも早めの休憩が必要になります。
私の感想としては、軽自動車での連続高速走行は、1時間程度が限度のようにも思います。
首都高を抜けて東名高速での最初の休憩所が港北PAですが、そこから静岡の沼津ICまでが、ちょうど1時間の距離です。
私の住まいが川口なので、西に行く場合には、東京を横断するのに首都高を使います。川口から港北PAまでは40分です。
運転して1時間以内の自動車事故が多いらしいので、いつも早めに港北PAで休憩をとります。
一人・二人乗りでは問題を感じる事はないです。
三人乗りでも平坦な高速であれば問題ないですが、高速での登り+追い越し となると、結構エンジン音がうなります。

それらを考えた場合
高速走行が確率的に高くなると思われる方には、やはり普通車がお勧めですが、たまに高速を仕事で使う程度であれば、ターボ付きを激お勧めします。
ターボなしモデルの運転者に聞いた所、アクセルベタ踏みで、100km行くか行かないか程度と聞いた事があります。
これでは、場合によっては、確実に周囲の流れに乗れない事になります。

パドルシフト

山道を降りる時には、エンジンブレーキが必須。
パドルシフトで特に運転モードを変更せずに、そのままパドルシフトでギャシフトの変更が可能。
パドルシフトで一つ問題があるのは、ハンドルを回す時には、それに連動してパドルシフト位置も回ってしまうので、曲がっている時にはパドルシフトの変更が難しい。
峠道路で大きな曲がり(俗に言われるヘアピンカーブ)で下りの場合、想定以上に速度が付いてしまう時があり、そのような場合には、更にギャを低速に入れたい場合があるが、これは基本的に難しい。

しかし山道下りは、パドルシフトを使って走れるのは良い。
高速巡航中はブレーキを踏むのは後続車にもブレーキを明示的に踏ませるのでよくないと思いますが、これも、パドルシフトでシフトダウンすれば、ブレーキを踏まずに速度を変更できるのが良いかもと思う。

今後

車購入前の私の予定では仕事使いをメインと考えていたので、
仕事機材(最大約70kg)が全て登載でき、更に短距離的にアシスタント2名を乗車できれば良いかと思って現在の車があり、その意味では機能的にはクリアーしています。

しかし趣味としての車を考えた場合、山道ウネウネロードを走る為に、高速が必須になります。また、現在の車では、東京から京都まで軽自動車で行くには、厳しいものがあると思っています。

よってどこかのタイミングで、普通車のコンパクトカーに乗り換えたいと思っています。
山道ウネウネロードを走るのには、コンパクトカーの方が絶対的に有利です。
候補は、仕事機材が乗れば、スズキ スイフト・ハイブリッドSL、機材登載に難があるなら、スズキ・イグニス が良いかと思っています。
ワイドハスラーが出ればそれに決定ですが…

恐らく次ぎの車検更新時までには乗り換えている確率が高いです。