若い時の苦労は…

生活[LIFE]

私は大学まで出生地の大坂で実家に住んでいました。
大学卒業と同時に、東京に移り、最初は2人1部屋の寮生活。
それを初めとして、27歳くらいの時に寮生活満了時期に、目黒のアパートに引っ越し。
30歳で神戸に転勤、約2年程度で東京に戻り、品川のアパート住まいを経て、現在の埼玉県に住んでいる。
基本的には、親からの支援は、37歳の時にマンション購入時に、親が私の結婚資金として貯めていた300万をもらった限り。
マンション購入後は、200万/年程度を住宅ローンに返済していた。

それら経て47歳の時に会社を退職し、現在の舞台写真専門として今に至る。
昨年57歳の時、実家で一人で住んでいた親が他界し、ようやく親の財産の一部を引き継いだ。

昔東京に来た人達は、ほとんどが、身体一つで来て、がんばって生きてきたはず。
人生の中で、住む所にかける費用は結構大きい。

若い時に住まいの事に苦労しなかった人、そういう人達が歳老いた時にややもすれば、人が出来て上がっていない人も見かける。

若い時は、苦労は買ってでもしろ。

これは恐らくは多くの場合真実を表している。

基本的には、社会に出て40歳くらいまで人の形成がされてその人となりが固まるまでは、苦労多い人生を経験させた方が良いと思う。
当然金があって裕福に暮らして、人間性良く生きている人達も多い。
しかしそういう人達にしろ他人の苦労を思う心は、どこか空虚めいたものになるのではないかと思う。